
この青空を無駄にはしない…
5月17日
天候に恵まれた日曜日
木曽地方をサイクリングしてきました!
今回の目的は「パスハンティング」
パスハンティングとは、旧道・廃道・古道で峠を越えること
実質的には登山に近いジャンル
「幅員5.5m未満をゆく」というブログを読んでから温めてきた計画の一つです
それに、伝え聞いていた「権兵衛峠」にも行ってみたい
そんなこんなで出発です
(私の自粛に関する考え、スタンスは過去のブログ(1)(2)を参考にしてください。)

この日も木曽福島から出発
まずは権兵衛峠を目指します


5月中旬なのに暑い、、、
気温計は30℃を示す
季節の境界線は、まるでグラデーションのよう

時間に追われていないので、宮ノ越駅に寄り道しました
これこそ「自走」にこだわらないメリット



カメラを構えたら、特急しなのがやってきた!
運がいい。ラッキー!!


姥神峠道路・神谷ICまではラクラク登坂
鍛えるとこれだけ楽なのかと笑
この坂は地味にキツイ印象しかないのです汗

ひんやりとした姥神トンネルを抜けたら旧道へ
ヒグラシのような鳴き声が聞こえたり、、、(こんな時期に鳴く?)
権兵衛トンネルとの分岐を過ぎると本格山岳区間




思ったより明るい道
例えるなら、麦草峠の西側のような雰囲気
暑すぎてボトルの水がどんどん減っていく…
ヤバい、、、

これが伝え聞いていた「権兵衛峠」
木曽と伊那を隔てる標高1500mほどの峠

あゝ伊那谷がみえる
麓のコンビニで買ってきたアクエリアスで乾杯!
美味しい〜!このまま伊那までスカイダイビングできればいいのに。笑

あと少し伊那側に行ったところが最高地点とのこと
しかし通年通行止め。残念!
伊那側は木曽側よりも険しい道筋で、経ヶ岳林道を暫定国道に指定していたほど
トンネルが開通した今、復旧させる気もないような
ゲートを強行突破して、崩落箇所を乗り越えれば伊那に下ることも不可能ではないらしい。
やるかやらないかと聞かれれば、やらないけど笑

長居するとアブに噛まれそうだったので早々に撤退
せっかくなので奈良井宿を目指そうか?
奈良井川に沿って下るだけだからへーきへーき!
そんな軽いノリで走っていたらサイクリストとすれ違った
まさかこんな僻地で遭遇するとは…(((汗

奈良井宿は観光客もまばら
往時は、鳥居峠を控えた宿場として栄えたようですが、実際どうなんだろう?
今までがオーバーツーリズムだったようにも感じます


水場で湧き水を補給
ここだけは観光客に人気でしたので素早く退散
人が来たら速やかに距離を保つのがMy Ruleです

奈良井駅から漂う匂いは「停車場の香り」そのもの
この匂いといい雰囲気は大好きです
このまま輪行もありかな?でも…
“どうしても越えたい峠がある”
情報の乏しさゆえ、どうしても探検したかった峠
地図にも載ってるようで載ってないそんな道
日が暮れる前に突入しよう。さぁ!

明治23年に開削された旧国道をゆく…
写真でみるとフラットダートのように見えますが、実走するとガッタガタ、、、
少なくともロードで走る道ではなさそうです

明治に開削された道は、傾斜が緩やかという特徴があります
これは馬車による往来を想定したためとのこと
道が痛みにくい点で有利ですが、走っても走っても峠は遠い
山の夕暮れは早い。急げ!

だいぶ登ってきました

峠の手前で旧街道と合流
やっと、ピークに到達!思ったよりも長く険しい道のりでした


貴重なダートでの峠を越える…

峠を越えれば日当たり良好
遊歩道側には熊よけの鈴なんてアイテムも
前日の雨で泥濘んだ道を、大声を出しながら下っていく…
クマに遭遇するのだけは避けたい(汗)

思いのほか時間がかかったものの無事帰投
疲れた脚で踏み込むアクセルペダルの感覚がたまりません
“雪と誤解はいつかとけてく…”
今年の夏はどんな夏になるのだろう?
hamo
>himiyoshiさん
ありがとうございます!
車がないと不自由ですよね。汗
数年前まで同じ状況でしたので共感します。
ちらっと電車の様子も見ましたが「密」には程遠い状況でした。
レンタカー屋さんも暇そうですので、レンタカーの活用も考えると面白いかもしれませんね。笑
05
22
07:02
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himiyoshi
楽しんでますね〜!
最高の季節にパスハント、羨ましすぎです。ワタシは車がないので輪行しかないのですが、もうウズウズしてます(笑)
05
21
19:42