ぴなたんに乗って

そうだ、自転車で韓国を走ろう【漢江サイクリングロード編】  

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緊迫している?朝鮮半島にサイクリングに行ってきました(^^)
目的は漢江(ハンガン)サイクリングロードの視察。いざ行こう。

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やってきたのは中部の玄関口・セントレア♪
今回は大韓航空を使って初めての飛行機輪行を実施することにした。

輪行前に大韓航空に確認を取ったところ

・預かり手荷物1つとして解釈する。その代わり輪行袋以外の荷物は預けられない。(持ち込み手荷物除く)
・ハンドルを固定してペダルを外せ。
・CO2インフレーターは持込も預入もダメ。
・破損した場合の責任は取れない。

この4点が通告された。
飛行機輪行にあたってよく話題になる空気圧は特に指定はない模様。
理論上、タイヤの上限圧から1気圧くらい抜いとけば大丈夫ということでそのままにした。

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輪行袋を預けて、いざ搭乗!!

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離陸直後、いつもGoogleMapで見ている光景が目に飛び込んでくる。
東名阪と建設中の新名神の並び、素敵だ。

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機内食を食べながら寛いでいると韓国上空に到達…

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遠くに中国の黄砂?なのか黄色い大気がみえてくると仁川国際空港に着陸。
あっという間だった。

この日は迎えの車に乗せてもらいソウル市内のホテルに宿泊


翌日…


ホテルからソウル市内に飛び出す。

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韓国で注意したい交通ルール
・右側通行
・常時右折可

この2点さえ抑えておけば走りやすい。
ただ、運転は非常に荒いので注意が必要。
自転車はほぼ皆無なので車だけ注意しておけば大丈夫!

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街にはレンタルサイクルが整備されている。
現地で借りて乗るのもありだなぁ〜と。

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ソウルを抜け、龍山(ヨンサン)を抜けると漢江大橋に出る。
漢江大橋はかつての日本統治時代に建造された橋。

漢江大橋を渡り左岸を走ろうと思ったらまさかの一方通行。
仕方ないので街路を走って汝矣島(ヨイド)に向かう。

汝矣島とは川の中州。大阪でいうところの中之島みたいなものだ。
読者が多い名古屋に例えるなら木曽川の川島と思っていただければわかりやすい。

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汝矣島まで向かうのに幾つか階段を通過。
自転車でも押し歩きしやすいようにスロープが付いている。
なかなか親切だ。

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[汝矣島(ヨイド)]

汝矣島に着いた。
ここは韓国の国会議事堂がある場所。
近くには桜が植えられ花見スポットとなっており賑わいをみせている。


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[漢江サイクリングロード]

やっと合流した漢江サイクリングロード。
この日はマラソン大会も行われていて賑わっている。

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韓国人はアクティブだ。それでいてスタイルがいいから羨ましい。
そもそも韓国は自転車人口が少なく、MTBが主流と聞いていただけにロード乗りの多さには驚いた。

老若男女問わず自転車を楽しんでいる。
トレーニングというより、それを文化としている。

日韓関係が冷え込んだここ数年の間に人気が出てきたのかもしれない。

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どこまでも果てしなく続くサイクリングロード。
日本みたく分断された区間もなく連続性をもって整備されている。

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自転車版PAのような休憩所もある。

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川が合流すると、サイクリングロードも合流する。
いわばジャンクションだ。

こんな魅力的なサイクリングロードもが整備されたのは最近のことらしい。
主導したのはあの李明博大統領。
現在では仁川から釜山まで川沿いに国土縦走自転車道路が整備されている。その距離は700km。
その他の自転車道も含めると総ネットワークは1700kmにも及ぶ。桁違いの投資だ。

この事業には韓国内で賛否両論あるそうだが…汗

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しばらく進むとSA的な施設が現れる。
ちょっとした軽食が食べられる出店にトイレ・自販機等々。
かなりの頻度で遭遇するのでSAと言っても過言ではない。


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無駄に高規格な自転車道。
こんな道幅は高速道路の走行イベントくらいでしか走ったことがない。

舗装も極めてよく、速度が落ちない。
空気も乾いてるから汗でベタつくこともない。なんて快適なんだ。
僕の中での韓国の印象が良くなっていく。

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しばらく行くと自転車屋があった。
ここには「そんなんあったっけ?」と思うようなボトルケージが破格の値段で売られている。

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ここで私は顔面マスクを買った。
なぜならすれ違う自転車乗りの8割くらいが着用していたから。

pm2.5や黄砂の対策なのだろうが、効果があるとは到底思えない。
お値段は5,000₩(約500円)だ。

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私は漢江サイクリングロードを離れ京仁(キョンイン)アラベッキルサイクリングロードを目指した。
この間は少しわかりづらくなっているが、路面標示が連続してあるので迷うことはない。

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京仁アラベッキルとは漢江と黄海を結ぶ運河を拡張した運河。
このあたりまで来ると家族で走る自転車乗りは少なくなり、いわゆるガチ勢率が高まってくる。

路面がよく信号もないので高速巡航が何キロにも渡って続く。
日本では考えられない光景だ。

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お腹が空いてきたので途中のSA的なところで休憩。
キムチ付辛ラーメンが3,000₩(約300円)かなりお値打ち。

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[アラ滝]

世界最大級の人工滝らしくサイクリングロードの名所になっている。
後から韓国人に聞いたら日曜日しか放流されていないとのこと。

ソウルから50kmほど走ると仁川の港に出てサイクリングロードは終了。
ここから一般道で江華島を目指すのだが…

ん??

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???

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RDハンガー折れました(汗)
走行も押し歩きも不可能…お疲れ様でした(泣)

駅もない、人もないところでのメカトラブル。
大型ダンプが通るたびに砂埃が舞う大地。

よりによってなぜここで…。
仕方ない、自己完結精神で駅まで向かうんだ。

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心のなかで「아이고!!(アイゴー)」と叫びながら、担ぎ歩く。
アイゴーとは悔しいとか呆れたとか、やれやれって意味。


駅までは4~5kmある。担ぎ歩くのもしんどくなって輪行袋に入れて担ぐことにした。
タイヤにこびりついた砂が憎たらしい。

トボトボ歩いていると…

「괜찮아?」

ん?MTB乗りが話しかけてきた。
パンクだと思っているっぽかったので「ケンチャナヨ(大丈夫)」と伝え先をゆく。

1kmほど歩いたところで今度は首から札を下げた人が近づいてきた。
これはヤバイ、港湾関係者。あっ、警察かも。

괜찮아〜?

大丈夫?と言ってくれてると認識して、素直に返す。
「My bicycle trouble.」

すると、「駅に忘れ物したから乗っていくかい?」と声をかけてくれた。
カムサハムニダ…。

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こうして港湾関係者の車に回収された。
日本から来たと伝えると、近くの自転車乗りに自転車屋の場所を聞いて、旅を再開できるように手配してくたりもした。しかし、ハンガー折れはどうにもならないので「大丈夫、駅まで行ったら帰るから」と伝える。

こうして青羅(チョンナ)駅まで送ってもらった。
帰り際にチップを渡そうとしたら「その分でドリンク飲んで休みなさい」って。

親切にしていただき、本当にありがとうございます(泣)

青羅駅から電車を乗り継ぎソウル市内のホテルに帰投。
あっけなく第一陣は終わってしまった。

ちなみに韓国の電車は地下鉄含め土日祝日は自転車をそのまま持ち込める。
こういうところもありがたい。

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帰りの飛行機からソウル市内を見下ろす。
何もわからなかった大地が脳内地図で描かれていく。

何もわからない、土地勘がないというワクワク感を久々に味わった。
国と国とを隔てる壁は国境でも言葉でもなく偏見なのかもしれない。

こんな近くに自転車に乗りにとって快適な国があるとは驚きだ。
また、走りに行こう! また、韓国に行こう!!





category: 2017サイクリング

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